第一印象で好印象を与えるには【メラビアンの法則】

第一印象

初対面なら第一印象で好印象を与えた方がもちろん良いですよね。そんな第一印象に大きく影響している要素について調べてみましたが、はっきりとした傾向がありました。

第一印象で好印象を与えるには【メラビアンの法則】

メラビアンの法則を恋愛心理的にはどうなのか、第一印象で好印象を持ってもらうためには?

相手への第一印象を良くすることで、その後の人間関係がうまくいくポイントになりますよね。

特に初対面の印象は「5秒」で決まるといわれたりしているそうです。

「親しみやすそう」とか「なんだか暗そう」などは特に、人って相手の印象を直感で判断しています。基本的に第一印象が良ければ、その後も好意的に話ができ、良好な人間関係につながっていくと考えます。

例えば、会社で新入社員の男性が美男とか爽やかな感じならやはり、印象が良いところから始まるのではないでしょうか?反対にそうでなければあまり興味が湧かなかったりすると思います。

もちろん、好みによってその違いはあると思いますが、概ねこういった傾向はあるのではないでしょうか?実は、心理学的に判断しましても、こういうことって間違ってはいないようなのです。

メラビアンの法則とは?

メラビアンの法則とは、コミュニケーションをとる際に、何から影響を受けているかということが実は「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合だという法則のことだそうです。これは、アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンによって提唱されました。別名「3Vの法則」や「7-38-55ルール」などとも呼ばれています。

そして、メラビアンが行った実験の本質は「非言語でのコミュニケーションが非常に重要である」ということです。一般的にはコミュニケーションをとる際は話の内容が優先されるように思いますが、実験結果からは言語情報ではわずか7%しか優先されていないことになりました。注意してほしいのは、話の内容をきちんと伝えるためには、言葉の重要性はかかせません。

しかし、実際には聴覚と視覚が93%優先される結果となり、圧倒的に言葉よりも雰囲気やイメージが優位に働いている傾向を示しています。

メラビアンの実験の中で、特に言葉と口調や表情が不一致の場合には表情やパフォーマンスが優先される傾向にあるそうです。やはり、無意識に、非言語コミュニケーションが重視されてしまうということなのでしょう。

「3Vの法則」から明らかになった人の印象

Look&Feelさん 【恋愛心理】メラビアンの法則で好印象ゲット https://lookfeel.org/mehrabian-law-psychology/ を参考にさせていただきますと

メラビアンの法則は、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した、人の話し方に関する理論です。
彼が世に広めた理論は「3Vの法則」、別名、「7-38-55のルール」と呼ばれ、この結果をもとに、ビジネス書や就活本などが作成されています。

具体的には以下の通りです。

  • 7%(Verbal):言語情報(話の内容)
  • 38%(Vpcal):聴覚情報(声の大きさ、トーン、口調、速さ、声質)
  • 55%(Visual):視覚情報(顔、身長、体型、表情、しぐさ、動きなど)

この法則が意味することは、人の印象は93%が話の内容とは異なる点で決まるということです。
あなたがどれだけ深い話をしていようとも、見た目が悪ければ、印象はあまりよろしくないということです。

メラビアンの実験内容は以下のようなものでした。

実験1

ある人物に、口調を変えて「Maybe(おそらく)」と言わせた場合の聞き手の反応を調査したところ、強い口調で言われた方が、印象が良く説得力がありました。

実験2

好意を持っている表情、悪意を抱いている表情、なんとも思っていない表情の3パターンの表情が写った写真を用意します。各表情の写真を見せながら、好意を抱いている言葉、悪意を抱いている言葉、なんとも思ってない言葉をそれぞれ聞かせたときの印象を調査しました。
また、好意がある口調、悪意がある口調、なんとも思っていない口調の聴覚情報をそれぞれの写真を見せながら印象を調べました。
その結果、好意を持っている表情の写真を見せたときの印象が、どんな言葉や口調であれ好印象を抱いたという結果になりました。

メラビアンの法則の活用した印象UP法

事例1

「先輩から笑いながら怒られた」
笑う:プラスの視覚情報(55%)
怒られる:マイナスの言語情報(7%)

この場合、7%の言語情報と38%の聴覚情報を足しても55%の視覚情報の割合が大きいので、視覚情報が勝り、そこまで怒られたという印象は残りません。

事例2

「電話で冗談っぽくバカと罵られた」
冗談っぽく:プラスの聴覚情報(38%)
アホ:マイナスの言語情報(7%)

この場合、38%の聴覚情報と7%の言語情報を比べたら、38%の聴覚情報が大きいので、アホと罵倒された印象は残らないことが多いです。

結局見た目がすべてなのか?

「見た目がよければ、話す内容なんて関係ないよね」とメラビアンの法則を誤解して解釈する人がいますが、これは間違であります。
基本的に言語情報は7%の影響ですが、言葉を考えずに内容の薄いことを言い続けても、相手からの信頼感は得られにくいと思います。
例をあげますと外見がすごくイケメンだとしても、話がまったく面白くなかったり、内容の薄いことをしゃべっていると、結局はつまらない男性という認識になりますよね。

また、メラビアンの法則で重要な事は、この傾向は時間が経てば経つほどその効果が薄れていそうなんです。

つまり、メラビアンの法則が適応される条件は、

  • 初対面の時
  • 二人だけの時
  • お互いにあまり知らない関係の時

というふうに、初めて会う人ほど、見た目の印象が大きく左右されてしまうというものだそうです。
これが、お互いに知れば知るほど、その効果が薄れていき、言語情報が与える印象の割合がどんどん大きくなっていきます。

伝わる話し方とは?

メラビアンの法則を参考に相手に伝わる話し方を考察しますと

  1. 表情を豊かにジャスチャーを交えて
    例えば単純に嬉しい時に「嬉しい」という一言でも、無表情でいうのと、喜んでいる表情で「嬉しい!」といった方が、その感じ方が全然伝わります。表情を豊かに保ちながら、ジャスチャーを交えて話すことで、あなたが考えていることがきちんと伝わるでしょう。
  2. 強弱をつけてテンポよく話す
    会話の中で棒読みな感じで話していても、やはり言いたいことって伝わらないと思います。強調する部分はゆっくり、ハッキリと強めに言葉を発した方が良いですし。さらに、その言葉にきちんと感情を込めることができればもっとイメージが良くなります。聴覚情報は38%も影響しますので気をつけたいところです。
  3. ワード選びが大切
    ワード選びは大切です。直接的にとか間接的にとかありますが、大事なことほど分かりやすく伝えるのが良いと思います。雰囲気やニュアンスで分かってもらえるとか私は思いがちでしたが、間違って伝わることも多いので気をつけていきたいです。
  4. 発言と行動は一致させる
    第一印象をUPさせたいからと、自分を偽っての言動は結局バレたときに信用が無くなってしまいます。そして、その後のお付き合いにも支障をきたしますので、ありのままの自分を分かってもらうのが最善と思います。

第一印象で好印象を与えるには【メラビアンの法則】 まとめ

第一印象をメラビアンの法則から確認してみました。人の印象、特に第一印象は、見た目が55%、話し方が38%、言葉が7%の割合だということですが、それぞれの一貫性とバランスが必要なのだと思います。初めてお会いする相手に好印象を持っていただこうとすれば笑顔でチキンとした口調で自信を持って話すだけで、あなたの印象アップに繋がっていきます。

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