ふと、周りを見渡すと外見や雰囲気も良さそうな人なのに男女とも独身という方が割といらっしゃいますよね。
そういった方々は、「あえて自分の判断でしない」という方と「結婚をしたくても出来ない」というパターンで分かれてくると思います。
「結婚をしたくてもできない」という方
オーネットさんが実施した「2021年 新生活における、自然な出会いに関する実態調査」では、直近3カ月で「自然な出会い」について「何もなかった」人は70%、「自然な出会いがあった」人は23.5%ということだそうです。
これから言えることとして、自然な出会いというのは4人に1人くらいの割合になります。また、そういった友達になった中から恋愛に発展したりとパートナーの関係になるというのは29.9%(下グラフ参照)だそうです。

単純に考えまして、就職や進学で新しい環境下に進んでからの自然な出会いが4人に1人、その後恋愛に発展する可能性は約30%となりますと、12人に1人くらいが新しいパートナーと出会う確率と言う事になります。
これって正直、割と低い確率と私は思いましたが、実際の数字というのはこれくらいなのかもしれませんね。
また、これを言い換えますと男性と女性の違いはあるかもしれませんが、付き合っても良いかなと思う相手が12人に1人くらいしかいないのかなともとれますので、そう考えますと現実的な割合でしょうか。
以上から「結婚をしたくてもできない方」というのはある意味多数派なのかもしれませんし、自然な出会いから結婚できる人というのは低い確率なのは間違いないと思います。
つまり、特に生活に変化が無い中で結婚したいと思ったとしても意外と難しいということになりますし、普段の生活の出会いではなかなか結婚そのものが実現しにくいですよね。
やはり、結婚するためには思いだけではなくて、何らかのプラスの「行動」が必要になってきます。結婚できる人と結婚できない人の境界線は私が考えるにはきちんと行動できる人であるかどうかだと考えます。
結婚に向けての行動とは?
私が男性なので、男性の気持ちはよくわかるつもりなので、独身のお付き合いしている相手が居ない男性の場合での結婚に向けた出会い方を考えてみたいと思います。
社会人の場合の出会いには同僚や上司や部下あるいは仕事で関わる業者の方などがあげられると思います。また、そういう中で自分の好みの人が居なければそれ以外での出会いを求める行動が必要になってきます。
ノマドマーケティング株式会社(所在地:東京都渋谷区)さんというところが、結婚相手と出会ったきっかけのアンケートを実施されていましたので、ご紹介させていただきます。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000059676.html
- 1位:職場・バイト先 27%
- 2位:知人・友人からの紹介 15%
- 3位:学校・部活 11%
- 4位:ネット(マッチングアプリ・SNSなど) 6%
- 5位:飲み会・合コン 6%
- 6位:ナンパ 2.5%
- 7位:お見合い・結婚相談所 2%
- 8位:婚活パーティー 1%
[対象者] 調査対象:20~50代の男女400名
となっていました。年代別での傾向の差もあるのですが、上位3つの 「職場」 「友人」 「学校」 にて
合計50%以上の方が結婚相手と出会っています。
逆に、婚活パーティーや結婚相談所での出会いは非常に少ないことが分かります。
アンケート結果を見ると確かに納得できる状況かもしれませんし、上位3位は人生においてたくさんの人と出会う機会でありますので、そういう中で人生のパートナーを比較しながら選択できる時期なのでしょう。
また、今では多くの方がネットでの出会いにも抵抗は無くなってきているでしょうから、若い方ほどネットでの出会いは多くなっていると思います。
結婚に向けての行動としては、何か真新しい事をするわけでもなく、普段の自分の生活圏の中に自分のパートナーになりうる方との関係が生まれる可能性を求める方が近道かもしれません。
また、普段のあなたの人間性や性格の評価が高く、周りとコミュニケーションをとっていればパートナーになりうる方との出会いがどんどん近づいてくるのではと感じます。
ということで、今の私が独身男性でパートナーをもし探すとしたら、まずは普段の生活の中で、周りの方とうまく協調しながら関わりながら、自分が気になる方が出てきたら、その方と仲良くなるようなシチュエーションに持っていくことを考えるのかなと思います。
それで、相手の方があまり反応してくれなければこのミッションは終了ですが w
普段の環境の中に出会いが無い場合
日々の生活の中に出会いが無かったり、年齢を重ねてしまい思うように行動がとれなかったりする場合には、普段とは違う場所での出会いを求めることになります。
それは、ネットだったり婚活パーティーや結婚相談所などがあると思います。
特にオンラインでの婚活サービス(ネットやアプリ)利用者においては
- 婚活サービスを通じて結婚した割合=16.5% (3年連続過去最高を更新)
- 独身者の約27.2%が婚活サービス利用経験がある
出典: 「婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)」 2021年調査結果より
ということで、コロナ禍においても増加傾向にあるようで、今後もこの傾向は続いていくのでしょうね。
特に、お手軽に婚活サービスを利用できるところがメリットにあげられています。
しかし、その反面で実際に会うと持っていたイメージ通りでなかったり、何らかのトラブルになる可能性にも注意が必要ですよね。
まとめ
結婚できる人とできない人の違いについて考えてみると、「出会い」と「行動」のどちらが欠けても結婚が簡単でなさそうなイメージを私は持ちましたし、ピント外れなやり方だと余計な労力を必要としてしまうかもしれません。
いずれにしても、自分の好みを優先しても相手がそれに対応してくれなければ、結婚は実現しないでしょうし、自分の好みを無視して出会いを探しても、後から後悔や反省もあるでしょう。
今の自分のレベルを客観的に判断して、それを謙虚に客観的に受け止めることから人生の伴侶探しのスタートにたてるのかもしれませんね。